ハーフムーンケイの中のリブアボード・ダイビング
ハーフムーン・キー・ライブアボードでの体験内容
ハーフムーン・キーへのライブアボードでは、ベリーズで最も絵のように美しいダイビングサイトのひとつを探検するチャンスが得られます。グレート・ブルーホールの北にわずか25分の場所に位置するハーフムーン・キーは、ライトハウス・リーフの南東端にあります。この島は三日月形をしており、国立公園に指定されていて、絶滅危惧種で保護されているアカアシカツオドリの生息地でもあります。この鳥たちは ベリーズと ガラパゴス諸島にしか生息していません。多様な野生動物に満ちたこの地上と海中の世界を体験できるハーフムーン・キーへのライブアボードは、ベリーズ旅行の旅程に最適な追加プランです。
見られるもの
透き通る綺麗な青い海の下では、リーフクレスト(礁頂)に立派なスタッグホーンコーラル(枝状ミドリイシ)が広がっており、約6m/20ftの浅い棚まで急に落ち込む鋭い壁のバリアのような役割を果たしています。そこではガーデンイールが顔を出し、近づくと穴に引っ込む様子を見ることができます。そこから緩やかな砂地のスロープが続き、13m/43ftの落ち込み点を経て約30m/100ftの深さへと続いています。リーフの亀裂部にはソフトコーラルやバレルスポンジ、ファン、チューブスポンジ、ウミウチワが密生しており、時折ウミガメが訪れます。これにより、ここは忘れられないウォールダイブのスポットとなっています。カミソリウオ、ホグフィッシュ、トードフィッシュといった魚も、斜めの砂地の隣にあるリーフではよく見られます。銀色の魚たちは自然にできたサンゴのトンネルに隠れ、太陽光でキラキラと輝きます。砂棚には大型のアカエイやナースシャークが見られることもあります。リーフシャークが壁の外縁部をパトロールするようにクレバスから出入りする姿も見られます。運が良ければ、外側の壁でイーグルレイやマンタが微かな潮流の中を滑空する姿を見ることもできます。
このポイントの水深範囲は6〜42m/20〜138ftで、壁は「6,000フィートの垂直の深淵」とも呼ばれる未知の深さまで落ち込んでいます。流れはほとんどなく、とても穏やかなコンディションで、透明度は通常30m以上と非常に良好です。ハーフムーン・キー・ウォールは中級者向けのダイビングポイントとされており、真の美しさを堪能するためには何度か潜ってみる価値があります。この絶景のウォールダイブは世界でも他に類を見ないもので、ハーフムーン・キーのライブアボードでユニークなダイビング体験が味わえます。
ハーフムーン・キーへの行き方
ライトハウス・リーフ環礁内のハーフムーン・キーは、ベリーズシティの東55マイルに位置しています。そこへ行くには、ベリーズのライブアボードがベリーズシティ中心部のラディソン・フォート・ジョージ桟橋から出航します。国際線は世界各地からベリーズへの便が定期的に運航されており、多くの場合マイアミ(フロリダ)での乗継があります。ベリーズ・シティ国際空港(BZE)に到着する場合、空港とヨット間の送迎も提供されています。