ガラパゴス諸島の中のリブアボード・ダイビング
世界屈指のダイビングスポットであるガラパゴスでダイブクルーズを楽しみましょう。海洋生物と地形の不思議を間近に体験しよう。
ガラパゴスダイブクルーズは想像をはるかに超えた素晴らしい体験ができます。このツアーは自然に興味があるすべての参加者にとってパラダイスとなるでしょう。ガラパゴス諸島はダーウィンの進化論で有名な場所で、ガラパゴスにしかいない様々な動物や鳥たちの住処になっています。海洋保護区であり、このエリア特有の生物が生息しています。ガラパゴスサメやマリンイグアナ、ガラパゴスペンギンなどと出会えるでしょう。
ガラパゴスの海洋保護区がUNESCOの世界文化遺産に登録されています。そのため、環境保護は厳しく行われています。ガラパゴスの中でダーウィン島、ウォルフ島の観光をするには、ダイブクルーズで訪れることが唯一の方法となっています。この隔離された島々には、シュモクザメの大きな群れやマンタ、ジンベイザメが生息しています。
ガラパゴスをダイブクルーズツアーをするヨット数が少なく、定評のあるボートしかありません。ほとんどのクルーズは乗客を16人しか乗せず、それぞれの参加者が満足できる旅となるよう注意を払っています。ボートのダイビングデッキは充電ステーションとカメラを収納する場所を備えています。大変美しい、このトップクラスのダイビングスポットを快適にダイビングする準備をいつでも整えています。ガラパゴスダイブクルーズは1年を通してツアーを企画しています。どの季節もダイビングを楽しむことができます。旅程の長さは7から10日や14日のものがあります。長いクルーズになればなるほど、より遠洋の人の少ないスポットに行くことができます。ほとんどのツアーがPunta Carrion、ダーウィン、ウォルフ島をかかせずに通過しますのでご安心を。料金は通常、1人1泊400ドルから600ドルとなっています。
ガラパゴスのダイビングスポットと訪れる場所
Punta CarrionはSanta Cruzの西にあり、ガラパゴスでの一番最初のダイビングスポットとなっています。このスポットではアシカがダイブし遊んでいる姿、トビエイが浅瀬を滑走と泳いでいく姿を見ることができ、エキサイティングなダイビングができるでしょう。海中写真撮影に興味があるダイバーにとっても最適なダイビングスポットです。メジロザメの群れに囲まれ、ドキドキしたダイビングができるでしょう。もしあなたがラッキーであれば、シュモクザメやイルカを発見することができます。
Punta Carrionの海流は比較的穏やかで、ダイビングの難易度は高くないでしょう。視界はタイミングにもよりますが、10メートルほどとなります。ガラパゴスの他のダイビングスポットもそうですが、ナイトロックスの使用をお勧めしています。最高の深さは33メートルで、海底に潜り込む楽しさを味わうこともできます。
Punta Carrionのダイブクルーズオペレータは次になります。Galapagos Aggressor、 Galapagos Master、 Humboldt Explorer、そして the Nortadaです。
Wolf島とDarwin島はガラパゴスの中でも一番隔離された場所に位置しています。ダイブクルーズで1日以上セーリングした先にあります。これらの島はガラパゴス特有の鳥が生息していますが、陸に降りることは禁止されています。少数の船しかこれらの島に行く許可がなく、研究者を乗せた船を島の近くで見ることでしょう。
海中にはシュモクザメ、シルキーザメ、マンタが泳ぎすぎるのも見ることができます。イルカやトビエイ、シャチもチャンスがあれば見られるかもしれません。一番大きな魚であるジンベイザメも6月から11月の間で出会う可能性があります。
Wolf島とDarwin島の海域は波が荒くなることもあり、潮流も強いです。ドリフトダイビングを楽しめる環境となるでしょう。ダイブクルーズでは50回以上のダイビング経験があり、アドバンスオープンウォーターを所持していることが必要となります。ほとんどのダイビングでは30メートルほど潜ります。楽しさと安全さを兼ね備えたダイビングになるでしょう。ナイトロックスの使用をお勧めしています。
ダイブクルーズのみがこの遠洋で隔離されたダーウィン島とウォルフ島に観光に行くことができます。オペレータはGalapagos Aggressor、Galapagos Master、Humboldt Explorer、Galapagos Sky、AstreaそしてNortadaがあり、7日から14日の旅程の中にこの島々に訪れる日が含まれています。
Cabo DouglasはFernandina島の東側に位置しています。このダイビングスポットは浅めで26メートルくらいとなっていて、海洋生物と出会える有名なエリアです。ここでは、ガラパゴスにしかいないマリンイグアナを見ることができます。このイグアナは最高で10分もの間ダイビングをすることができ、岩に張り付いたコケなどを食べて生きています。他には、飛べない鵜やガラパゴスペンギン、タツノオトシゴを見ることができます。海中撮影に興味があるダイバーはライトを持ってくると良いでしょう。
Cousins Rock は小さな岩島で、Santiago島の北側に位置します。陸には海鳥とアシカが生息しています。海中は黒サンゴ、海綿、ウミケイトウが広がっていて、海中撮影に絶好のスポットとなっています。マンタも良くこのエリアを泳ぎ過ぎることでしょう。このエリアに行けるオペレータはGalapagos Aggressor、Galapagos Master、Humboldt Explorer、Galapagos Sky、AstreaそしてNortadaとなります。
ベストシーズン
ガラパゴスでのダイブクルーズは1年中楽しめますが、大きく2つの季節があります。
温かめのシーズンは12月から5月からで、水温は23度から25度となります。海のコンディションは穏やかで海流も少なめです。シュモクザメ、シルキーザメ、ガラパゴスザメを見る良いタイミングでしょう。
涼しめのシーズンは6月から11月で、水温は16度から18度となります。海のコンディションは荒めで、海流は強いので、ダイビングの難易度があがります。この季節はジンベイザメがダーウィン島とウォルフ島の近くで見れます。他の種類のサメもこの涼しい季節の間も見ることができます。
視程は10メートルから21メートルあります。
ガラパゴスに旅行するにあたって
6月から11月のシーズンでのダイビングは寒く感じることでしょう。ダイブクルーズでは1日に3-4回スキューバダイビングをすることができます。7mmのフード付きウェットスーツの使用をお勧めしています。海水は6%塩度が高いので、ダイビングをする際にはウェイトを調節する必要があります。手袋とリーフフックは必需品です。急流の際に、自分自身を岩に括り付けるためです。カメラでたくさんの写真を撮る為に、十分な容量のSDカードを持ってきましょう。ほとんどのダイブクルーズでは陸上に上がる機会があります。世界中でも貴重な生態系を観察する素晴らしい機会となります。
ガラパゴスダイブクルーズ出発場所
すべてのガラパゴスダイブクルーズはBaltra島から出発するので、ここに飛行機でたどり着く必要があります。近くのSan Cristobal島に飛行機で行き、そこからフェリーで移動することもできます。ダイブクルーズのオペレータ、もしくはホテルは空港からの移動をアレンジしてくれるでしょう。
ガラパゴス島に行くには
ガラパゴスにはエクアドルから乗り継ぎするのが一番便利でしょう。GuayawuilとQuito空港から国際線が出ています。LAN航空、Tame航空、Avianca航空を利用できます。Quitoから乗り継ぎしてくる場合は、数日の余裕を持ちましょう。火山の影響により、遅れが出る可能性があるからです。
ガラパゴスでは環境保全を実施しています。これによってナショナルパークを訪れる際にはいくつか注意点があります。ガラパゴスから出る際には20ドルのフィーを払う必要があり、環境破壊の要因になるものがないかバゲージチェックがあります。
ガラパゴスに植物、種、生物を持ち込むことは固く禁止されていて、入国審査があります。ハイキングブーツを持ち込む場合には、種などが付いていないようにきれいに掃除する必要があります。隔離された環境を守るためにルールが厳しくなっていますので注意しましょう。ガラパゴスに入る際には100ドルの国立公園料金が必要です。